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コンサル in名古屋 JPタワーにて

今日のコンサルは名古屋にて

昔はコンサル出張だと いろんな場所に行けて嬉しかったですが

最近は 苦痛・・・

できれば来て頂きたい・・・

ですが、私が行けば社員さんみんなで聞けるので 訪問先の費用負担は減ります

ですから基本は訪問形式です

ですが、今日は名古屋に来ていただきました!

私の勉強会に野池先生から コンサル先に直接指導いただく日があるのですが

今日の会社さん千葉の会社さんで 野池先生

「遠すぎる・・・。行きとうない!」

と・・・

という事で名古屋開催です

今日の勉強会の内容を少し・・・

パッシブデザインで 住宅の断熱やその他 日射取得(太陽熱がどのくらい室内にはいいてくるか)

という計算など できる方は増えましたが

計算するのではなく 実際には入力しています・・・・

計算はソフトがやってくれます

ということは、その入力根拠が解っていないと 計算結果の根拠が解らないのです

という事でその根拠となるものを直接解説頂きました

まずは

パッシブデザインは快適(冬暖かく、夏すずしい)×省エネ(省光熱費)

です

それを実現するためには

①断熱強化 冬のパッシブデザイン

UA値(Q値)で表されます

省エネ基準の3割~4割増しの断熱を行い、冬の太陽熱の保温と

その保温性能により、エアコンによる夏と冬の冷暖房費の削減を行います。

②日射遮蔽 夏のパッシブデザイン

ηACで表されます

庇や簾 ルーバーにより太陽熱をしつないに入れない

陽だまりをつくらない

③自然風利用 春から秋のパッシブデザイン(真夏・熱帯夜は除きます)

全方位通風や立体通風にて実現

④昼光利用 年中の昼間のパッシブデザイン

極力 昼間照明をつけなくして 省光熱費を実現

⑤日射熱利用暖房 冬

冬 日射取得

南の窓を大きく取り、冬の太陽熱を室内に取り込み 室内に陽だまりをつくり、太陽のエネルギーで室内を暖めます

太平洋側は特に日射量が大きく 冬も晴れた日が多いので

この日射熱利用暖房を行った設計をするのが、とても有効です

などなど は序の口・・・

その後は

外皮計算における熱損失量の計算

例題

Q値1.9W/㎡Kで

延べ床面積 120㎡ 内外温度差15℃(K)

の時 建物全体で 何W逃げるのか?

1.9W/㎡K × 120㎡ × 15K =3240W 必要

これがQ値2.7W/㎡Kの建物 省エネ基準ギリギリの建物だと?

2.7W/㎡K × 120㎡ × 15K =4860W 必要

ということは 差し引くと1620W分

Q値1.9W/㎡K の建物の方がお得!

という事になります。

これを電気代に換算していき・・・

なんて勉強をしました

私 パッシブデザインのコンサルやってますが

実は大の計算音痴

今やっている内容はもちろん理解していますが

この手の内容は突っこまれると 微妙なので師匠にお願いしています

さて 明日はパッシブデザインをどう伝えるか?

どう設計していくかを 私からお伝えしていきます!

休憩は カフェラテ!

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