今日は豊田市の住宅会社さんでパッシブデザインのコンサルに行ってきました。
これまでパッシブデザインの考え方 お客様への伝え方
設計の考え方などを教えてきましたが、今日は実践研修。
実際にある土地を見に行き、現地で土地の見方をレクチャーしその後会社に戻りプラン作成へ。
まずはゾーニング。
日照シュミレーションをしながら、どうやって太陽熱を室内に入れるかを
設計と営業の方で二人一組となり考えていただきました。
途中で私が現在やっている設計内容も披露。
パッシブデザインの日照取得の考え方や蓄熱の考え方をレクチャーしました。
「先生の考え方に吸い寄せられる」と参加者の方から…
パッシブデザインの考え方をもとに、設計を楽しむことが重要です。
この画像は、私の窓面積から概算で、家全体のUA値を逆算するエクセルシート
過去の参加者の中で最高の出来栄え
ありきたりのプランではない、パッシブデザインならではのプラン。
「楽しいですか?」の問いに
「楽しいですが…」の答え。
パッシブデザインをやっていると、日照から考えるのでロジカルなプランのため
変更が少ないです。
パッシブデザインを始める前とマスターした後では
プラン変更が圧倒的に少なくなりました。
私は窓面積を重要視しています。
窓の面積がその家のUA値 断熱保温性能を決めます。
南に沢山窓をつけて(主たる居室の20%以上)
全体の窓面積は22%程度に抑えるなどの設計基準を設けて設計しています。
もちろん住宅によりイレギュラーはありますが
この基準を設けることにより一定性能の家づくり、設計が実現できます。
今日もその内容を実践していただきました。
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