LDKや寝室、子供室などの居室は、エアコンなどの暖冷房設備で快適な室温に調節されます。
また、パッシブデザインでは基本的に昼間は南窓から日射取得をし、夜の0時くらいまで暖房しますので
起床時 起きている間は、断熱性能が高いので一日中暖かい。
就寝時は、昼間に太陽熱が入る・日射熱取得できる2階の寝室や子供室であれば ほとんど暖房はつけなくて済みます。
室温や消費エネルギーを実測をし始めて確信しているのは、暖冷房していたら、UA値0.4前後であれば
ほぼエアコンの設定した温度で過ごせます。
寝ている間無暖房でも2℃くらいの室温低下で住んでみえる住宅がほとんどです。
しかしながら、暖冷房設備のない 水回りなどの非居室は、日射取得や暖冷房している部屋から
どれだけ離れているか?
何枚の壁を隔てているのか?
により、室温は全く変わってきます。
私が心がけているのは、極力 日射取得や暖冷房をしている部屋に接して 水周りを配置する事です。
極力 廊下などを排除 LDKに水回りを壁1枚で接しているようなプランが良いでしょう。
赤字のように外壁が2面あるのと
上記のように、1面の時も上記の方が浴室UBは暖かくなります。
また、2階のトイレですが、省エネを考えると寝室や子供室に接して配置すると暖かくなります。
しかしながら、音の問題があります。
そうであれば、階段や吹抜けに接した位置や下の1階がLDK空間であると、昼間の日射熱や暖房熱がしたから上昇して暖かい部屋になります。
色々お話ししまたが、もちろん意匠性やご要望により変えることはあります。
ですが、わかっていてやるのと、知らないでやるのは大違いです。
是非 こんな事も考慮して快適で省エネな家作りをしてください。
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