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断熱基準

今日は 私のパッシブデザインの師匠である野池政宏先生が

師匠と仰ぐ 南雄三先生の勉強会へ行ってきました

3月に自立循環型住宅公開シンポジウムが東京大学で開催され

高気密高断熱やパッシブデザインの重鎮が集まる中 私も講演させて頂きました

トップバッターが高断熱高気密の権威 元室蘭工業大学教授 鎌田先生

2番目が南雄三先生

3番目がエネルギーパス協会代表理事 小泉氏 f

4番目が私 Foward to 1985 energy life 理事 木村真二

鎌田先生と南雄三先生は講演中にも関わらず ののしりあうのが業界では有名だそうです・・・

「太陽熱なんていらねえんだよ」と鎌田先生

「自然エネルギーの活用でしょう」と南雄三先生

さらに、

「もう少し いい話させてください」と今泉氏が言うと

「話がなげえんだよ~」と南先生

みなさん時間オーバー

なんと恐ろしい場にきてしまったのかと思いましたが

私は20分の持ち時間キッチリお話 

しゃべくり倒しました

「断熱はほどほどに。超高断熱は愛知ではいらない。日射の取得、日射の遮蔽、日照シミュレーションが大事」

といつもの話をまくしたてるように話したあの日

で、その時に南先生に自己紹介をして

流石師匠の師匠なんで 同じ考え方で 共感して意気投合

今回は、「名古屋でセミナーやるんで 木村さんも来てください」

とわざわざメールでお誘いを受けて 

実は他の勉強会に行く予定だったのですが お断りをして

南先生の勉強会へ

メチャクチャ楽しいお話なのですが

分析力がすごい!

今回は 建築技術という業界雑誌に掲載された内容についてお話頂きました

内容的には結局 断熱はちゃんとやろう

ほどほどに でも超高断熱はいらない

ちゃんと設計をやろう そんなお話です

ですが、結局目指しているのは

小さなエネルギーで快適な室温

無暖房で 冬の晴れた日の朝 15℃以上で  日中は20℃以上になる

そんな家を実現することです

今現在 全館空調 の連続冷暖房がもてはやされたりしていますが

結局は快適ですが 消費電力は大きい

そこそこの断熱で 各部屋にエアコンつけて

つけたり消したり 

日本人は結局 エアコン消しちゃう民族なんだよ

もったいないと思うだよ

てな話をされてました

特に夏は、外気温が涼しい時は 風を感じたいだろう

でも、それで超高断熱で 全館空調だと

一旦 窓を開けて風を通すと 湿気も室内に入れてしまって

かえって エネルギーくっちゃううんだよね

というようなお話を しっかりとしたシミュレーションをもとに

的確にお話を頂きました

分析力がすごいです 

セミナー終了後 懇親会のお誘いを受け

今 執筆中の原稿をチラ見せで見せて頂きました!

省エネ基準義務化 南雄三ならこうする・・・

みたいなタイトルだったかな?

帰りは名古屋駅まで二人でタクシーでご一緒させて頂き

人前ではあまり話されない お話しも伺えました

さらに

「うち飲みに来い メールに携帯書いてあるだろう」

とお誘いを頂きました!

楽しみです!

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