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設計コンペ 審査員






昨日は、東大阪のタイコーアーキテクトさんへ。

「パッシブデザインの社内コンペの審査員をして欲しい」と

羽柴社長に頼まれ、久しぶりのお出かけ。


昨年の3月、住宅事業が本格化したので一旦コンサルタントとしての

仕事は休止し、住宅事業だけに集中してきましたが

スタッフも増えたので 少し任せて

スケジュールを無理やり空けて行ってきました。

タイコーアーキテクトさんとのお付き合いは

3年前私が独立したときに SE構法のNCNさんを介して

パッシブデザインの事業化コンサルとしてお呼びいただきました。



パッシブデザインというひとつの軸をもとに会社を再構築したいという

羽柴社長のご要望にお応えしましたが 社員さんにとってはかなりきつく

ベテラン社員さんにとってはプライドが傷つくような話もしたように記憶しています。

多分嫌がられていたような…

最初にお伺いしたときは 完全なアウェー感

4回目でしたでしょうか?

徐々に変化が見られて、社員さんが真剣に聞いてくれるように。




あれから丸3年。

以前は建売比率が多かったのが、今では注文住宅を年間30棟以上手掛ける会社に成長されました。

昨日も羽柴社長から「ほんま木村さんのおかげや」

リーダー的社員の前田さんからも「木村さんが来てから会社が変わった」

そうお話をいただき 大変嬉しかったです。


さて、昨日のコンペですが

NCN社長で「無印良品の家」専務の田鎖社長

建築知識ビルターズ編集長の木藤さん

という業界人の有名人の審査員の中に私も入り行われました。





4人の社員さんが同じ敷地、同じペルソナの中で設計するというもの。

四者四様の設計を審査しましたが

疲れました~


ですが3年前に比べたら、格段に成長されている!

というのも、この会社さん

パッシブデザイン日本エコハウス大賞で奨励賞を受賞されています。



素晴らしい内容でした。

もちろんファーストプランなので突っ込みどころもあり、修正されていきます。



通常業務の合間に設計されているので、

設計も準備も大変だったようです。





途中で羽柴社長が泣き出される場面も。

徹夜で準備されたような社員さんもいたようで

感極まられたのでしょう。

良い会社さんです。

私も感動してウルウルに。



そして、最優秀賞はママさん設計士。

モデルハウスでの懇親会には小学5年生の娘さんも登場。

ママの活躍に喜んでいました。





最後に羽柴社長から

「今回のプランの修正の指導もお願いできますか?」

と。

嬉しいお話をいただきました。



コンサル業を一旦休止して、自身の住宅事業に集中したこの1年でしたが

実践的コンサルタントがパッシブデザインの事業化をできないでは

コンサルタントとしての地位が危うくなります。

かなりのプレッシャーの中で自身の住宅事業の立ち上げをしてきましたが

おかげ様で受注をたくさんいただき、

社員も増える状況になりホッとしています。



そして、今回のようなお話をいただきました。

自身の会社もそうですが、私と同じように

パッシブデザイン 省エネ住宅を通して

建築に携わるものとして社会貢献をしたいと思う会社さんと社員さんなど、

後進の育成もまた少しずつ再開したいと思います。








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