名古屋市天白区のSE構法×パッシブデザイン住宅。
天白区の高台にあり、名古屋駅の街並みが一望できるロケーションを活かし、一階部分は寝室や子供室などの居室にし、二階にLDKを配置した眺望重視の住宅です。
コの字型に配置された南面窓は眺望だけではなくパッシブデザインの日射熱利用暖房にも役立っています。
夏の日差し対策として外付けブラインドの設置も検討しましたが、オーナー様のご要望により室内側にダブルのハニカムブラインドを設置することに。
夏はハニカムブラインドを下して日射を遮ることにより、夏の涼しさを確保しつつ冷房温度を室内から保温出来ます。
延べ床面積 128.86㎡
竣工 2021年8月
SE構法
コの字型に配置された南面ガラスとオーバーハングが大迫力な外観。
SE構法ならではのオーバーハングにより、一階部分に雨除けスペースを作りました。
木造住宅でのこの大開口も、SE構法ならではです。
タイル床の玄関スペース。スケルトン階段の奥に大きなガラス窓。
北側に配置された坪庭を眺めるピクチャーウィンドウになっています。
オーナー様のご要望で、おしゃれで開放感間のある空間に。
玄関ホールを入り階段横に手洗いスペース。コロナ禍で、帰宅後すぐ手を洗いたいお客様のご要望が多くなりました。
一階に寝室と子供室があるため、洗面としても利用されます。
階段ホールからリビング空間と南窓を見る。
南窓からLDK空間を見る。
スタイリッシュなタイル床にシックなキッチン。
キッチン横にトップライト。奥行きの長い建物では、北側で太陽の日射や光が少なくなります。そのため、トップライトを2つ設置し冬の暖かさと光を確保しました。ハニカムブラインドを設置し、日差しを遮ります。
LDKに設けられた南面窓は、高台からの眺望を楽しむために全面サッシを採用しました。
名古屋駅のビル群が見渡せ、夜景も楽しめます。
床はホワイトタイルを使用し、高級感と清潔感を。
玄関ポーチにポストと宅配ボックス。
高台の土地へ上る屋外コンクリート階段とコンクリート壁。
階段下に雨除けスペースが確保できます。
区画整理地に多い北側斜線がこの建物にアクセントを加えています。
西北の北側斜線のために階段ホールと洋室の高さを抑えました。