新築住宅を建てるなら、なるべくランニングコストがかからない家づくりをしたいものです。
ランニングコストは戸建てに住み続ける限りずっとかかる費用です。
ここではランニングコストにはどのようなものがあるのかや、ランニングコストを抑えるためのポイントについて解説します。
□ランニングコストとは
ランニングコストとは、家を維持するために必要な経費のことです。
ランニングコストには以下のようなものがあります。
＊光熱費
ランニングコストの代表的なものが、ガスや電気などの光熱費です。
太陽光発電を導入するなど光熱費のかからない家を建てれば、ランニングコストは格段に安くなります。
＊修繕費
新築で建てた家も、年月とともに傷んできます。
そのため、塗装が剥げたり壁がひび割れたり、雨漏りした場合のために必要なのが修繕費です。
一般的に10年に1度は各箇所の修繕が必要になるとされていますので、毎年少しずつ積み立てておくようにしましょう。
＊建て替え・リフォーム費用
家は30年を目途に、建て替えや大規模なリフォームが必要になります。
水回りは特に劣化が激しい場所なので、リフォームが求められるでしょう。
修繕費と同じように、毎年少しずつ積み立てておくようにします。
□ランニングコストを抑えるポイント
ランニングコストをできるだけ安くするためのポイントをご紹介します。
＊部屋数を少なくする
家を設計する段階で部屋数の少ない家にすれば、ランニングコストが抑えられます。
部屋数が多いと、各部屋でエアコンや照明器具を使うために、光熱費が高くなります。
部屋数を少なくしてコンパクトな家にすれば、家の建築費用も安くすることができるでしょう。
＊通風や採光を良くする
風通しの良い家なら、真夏の前後でもそれほどエアコンを必要としません。
また、日当たりが良ければ冬でも暖かくなります。
日当たりが悪いと薄暗いために常に照明が必要になるので、それだけ余計に光熱費がかかります。
通風や採光を良くすると住環境も良くなるため、単にランニングコストを抑えるだけでなく、そのような家に住めば家族のメンタル面でもよい結果をもたらすに違いありません。
□まとめ
家を建てるなら、なるべくランニングコストがかからない工夫をしたいものです。
ランニングコストは、光熱費や修繕費、家の建て替え・リフォーム費用などを指します。
修繕費や建て替え・リフォーム費用は、家を建てて年月が経てば必ず必要になるため、ある程度仕方のないものです。
しかし、光熱費は毎月かかるので、なるべく安く抑えないと家計にも負担をかけることになります。
他にもランニングコストを抑えるためにできる工夫はいくつもありますので、お気軽にお問い合わせください。
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