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PASSIVE DESIGN COME HOME ぼちぼちと始動・・・ 初投稿!!!

こんにちは! PASSIVE DESIGN COME HOME 代表取締役木村真二です。

この度、7月20日付けで、安井建設株式会社を退社し

取締役を辞任 アトリエ・コ・ラボ事業部長も退任しました。

まあ、色々ありまして・・・

会社としては、ボトムアップ組織にしていこうという流れがあり

私のようなトップダウン組織に慣れ浸しんだ者には なかなか難しく・・・

5月の初めに 前職の安井建設に辞表届を提出し 少し協議のもと やはり退職となり

在職中に、会社設立と新会社での仕事を認めて頂き、6月18日に法務局に会社設立登記 6月26日に受理となりました。

在職中に会社設立の許可を頂いた前会社 安井建設 安井社長には大変感謝しております。

東証1部ナック建築コンサルティングからシステム化され 私が講師を務める

アトリエコラボのCOLABO STYLEのパッシブデザイン研修が残っており

当初9月20日に退職予定でしたが、通常の社員のように担当物件が沢山あるわけでもなく

講師の費用は外注として頂く事をお願いして、8月20日退職の予定でした。

が、この1ケ月、ものすごいスピードで会社設立に向けて事業計画書の作成や会社登記などに向けての準備を行い

さらに、おかげさまで会社登記後1ケ月で全国7社の住宅会社さんから外注設計や設計実務研修などのコンサルティング依頼があり

有給消化しながらお仕事を兼務していたら 有給が直ぐになくなりまして・・・

さらに早めて 7月20日の退職となりました。

送別会が7月23日の予定でしたのに、それより早まってしまいました・・・。

社員の中には、7月21日現在私の退職を知らない人もいるようです・・・。

さて、今後の事業内容ですが

とにかく耐震とパッシブデザインに特化した家づくりを行っていきたいと思っています。

お客様が家づくりをする時に何を重要視するか?

1位は耐震

2位はプラン

3位は省エネ性能

4位は快適性能

だそうです。

では、日本の住宅事情はどうなのか?

1位の耐震についてですが

強いとされる、RC住宅と鉄骨住宅は、確認申請に許容応力度等計算が求められているのに

木造住宅は求められていないのです。

4号特例といって、どこからかの圧力もあってか? 確認申請書を作成する建築士が 壁量計算などの簡易的な計算をしその構造を認めれば

構造的にはOKというのが日本の実情なのです。

「それってどうなの?!」 というのが私の見解です。

私は、以前コンクリート住宅専門の会社を経営していましたが 姉歯事件と呼ばれる耐震偽装事件による

構造計算の厳格化の余波を受け お客様の冷え込みと構造計算士の多忙と確認申請受理の延長化により

会社をたたんだ経験があります。国の建築基準法の改正により 私の会社だけでなく

多くのRC住宅を専門とする仲間の会社も倒産に追い込まれました。

何とも行き場のない憤りを感じる日々でしたが 顧客にとっては良い方向に動くことなので仕方のないことだとこらえていました。

そして前職の会社に入社。木造を手掛けるようになり日本の多くの木造住宅の会社は

簡易的な構造チェックを行うだけで 確認申請が受理されることに何とも言えない思いをしておりました。

また、下手をすると住宅会社によっては その壁量計算などの簡易チェックをもって

「構造計算をしている」と言っているのです。

なんとも・・・

そして出会ったのが 木造耐震構法 SE構法

全棟 繰り返し地震も想定した 許容応力度等計算を行い 金物を用いて 柱と梁をSボルトと呼ばれる強固なボルトで緊結します。

この COME HOME では基本的には木造住宅はこのSE構法を全棟採用していくつもりです。

そして、鉄筋コンクリート造 RC住宅

もちろんこちらも 許容応力度計算を行います。

耐震だけでなく耐火や水害にも強いのが魅力的です。

そして2位のプラン

もちろん 私 一級建築士でこれまで数々のデザイン住宅を手掛けてきて さらにそのデザインは全国販売もされてきた経歴です

絶対の自信を持っています。

3位と4位の省エネと快適

これはまさにパッシブデザイン!

とりあえず断熱の強化は必須です。2020年には省エネ基準が義務化されます。

今は良いですが、省エネ基準をクリアしない会社は淘汰されていきますし、安い家が良くても断熱性能は高い家でないと

建てれなくなります。ただし、今現在はそこを伏せて安売りする会社が後を絶たない・・・

で、本題ですが 省エネだけなら断熱だけでなく 太陽光発電を設置したり 給湯器を良いものに変更したら可能です。

(そもそも断熱したら省エネになると勘違いされている方が世の中多いのは 私の講師活動で是正したいと考えていますが・・・)

ですが、省エネになっても快適にはなりません!

断熱を良くしたら 冬の室温は良くなるかもしれませんが

設計によっては 夏暑くなる場合があります

もちろんエアコンをつければ すぐに涼しくはなりますが そこをしっかりと設計によって解消するのがバッシブデザインです

夏の庇は長すぎず短すぎず

南の窓は大きく取り 冬の太陽熱を沢山室内に取り入れ 夏の太陽熱は庇やルーバーで遮る

そんな設計手法による快適の実現がパッシブデザインです

これは2位のプランにも影響してきます。

すいません パッシブデザインについては 奥深く 今日 この場で簡単にお話できるものではないので また徐々に・・

パッシブデザインの内容については、コラボスタイルで全国の工務店にその手法を講師として伝えていましたし

今現在 大手サッシメーカー LIXILさんから認定講師の依頼や YKKさんからもYKK APWフォーラムなどの講師依頼も頂けるくらいで

昨年度も、自立循環住宅研究会で最優秀賞も受賞しており 工務店設計者としては最高レベルにあると自負しています。

とにかく1位から4位まで 家づくりを考える方が実現したい内容を 最大限のレベルで実現していくのが

新会社 PASSIVE DESIGN COME HOME です!

「100%耐震 100%パッシブデザイン」をテーマに 本質的な家づくりをしていきます

お楽しみに! 応援よろしくお願いします!

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