水曜日に東京でYKKの展示会に参加し セミナーに参加してきました。
講師は 東京大学の前准教授と近畿大学の岩前教授。
ファシリテーターは 新建ハウジング三浦社長。
前先生は当社までお越し頂き 空調のセミナーをして頂いたり 当社の5周年記念パーティーで講演頂きました。
岩前先生は 7年前に近畿大学とYKKの共催セミナーでご一緒に講演頂きました。
新建ハウジング三浦社長は 前職で全国5ケ所一緒にパッシブデザインの普及講演をしたり
創業依頼 執筆依頼を受けたり 5周年記念懇親会でバンドのギターをお願いしたご縁。
そんな3人のお話の中で 気になったのが 「唯一論」。
最近YouTubeなどでウケているのは 言い切り型のYouTube。
「〇〇以外 ダメ！」
「〇〇最強！」
みたいなやつですね。
TV番組のコメンテーターでもそうですよね。 自分の意見を言い切る方がウケる・・・。
いわゆる「唯一論」「唯一解」がウケてます。
住宅業界でそんな言い切りできるのだろうか・・・
家づくりでは 地域の気象特性 敷地や周囲など土地の状況 予算 要望
など様々な要因があります。
素人の建てる側としては 「何が良いかをプロとして進めて欲しい」
という方もいますが
私はプロとして 「こういうものと こういうものがありますが お宅の場合には これをお勧めします」
という姿勢でいたいと思います。
クライアントに色々公平な知識を提供した上で 「自分としてはこれがいい」
と進めたいのです。
「なぜ これがいいのか？」
という理由を説明して お勧めを提供したいのです。
設計もそうです。
色々な要因を踏まえて 「だからこうなった」 というプランを提供したいと常々考えています。
なので 当社で契約していただくクライアントは 土地さえ決まっていれば ほとんど大まかな設計変更はありません。
断熱や断熱方法や窓や設備も当社は標準仕様を決めていません。
（標準的お勧めはあります）
基本的には全て変更可能にしています。
「パッシブデザインは最適解をみいだす」
という言葉があります。
設計も仕様も設備も この最適解を届けれるように スキルアップしていきたいと考えています。
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