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請負契約!G3パッシブデザイン×SE構法×OMX住宅

名古屋の注文住宅を設計施工する木村真二

明け方から大雪のクリスマスイブ。

地下鉄が動いていた為、なんとか予定通り請負契約にご来社いただけました。

昨年8月にお引き渡しをさせて頂いた医師のお客様からのご紹介。

PASSIVE DESIGN COME HOME、お医者様のお客様が多い…。快適な家を省エネで というコンセプトに共感頂いているようです。

間違いなく最高峰の耐震性、快適、省エネなパッシブデザイン住宅になります!

 

名古屋の注文住宅を設計施工する木村真二

 

 

今回は全館空調を希望されまして、色々検討した結果OMソーラーさんのOMXを採用頂く事になりました。

実は、木村個人の意見では全館空調や連続暖冷房には否定的です。

 

何故かといえば、決して省エネにはならないからです。

全館空調は、人がいない部屋も暖冷房します

例えば、お子さんが小さな時、子供部屋を使わない場合にも暖冷房をしている事になります。

それって必要でしょうか?

実際に、一般的な35坪前後の住宅で壁掛けエアコンをつけたり消したりの場合に消費エネルギーが5.6GJ 年間光熱費17万円くらいであるのが

全館空調や連続冷暖房の場合には25万円くらいになってしまいます。

全館空調等は、快適さばかりがクローズアップされていますが、消費エネルギーについてはうやむやな表現ばかり。

「省エネです!」とは言っていても、実際にはどのくらい省エネなのか? 光熱費はどのくらいになるのか? 書いてある事が少ない…。

今、日本が何故省エネ住宅に補助金を出したりしているか?

それは、カーボンゼロを目指して少しでも住宅の消費エネルギーを減らす為です。

断熱性能をあげて義務化していく流れで、パッシブデザインも広まってきました。

住宅の省エネが進むはずだったのに、これでは省エネどころか増エネです。

何も考えずに快適ばかりを進める設計者や住宅会社には憤りを覚えます。

という事で、全館空調を希望されたので今回採用したのはOMXです。

太陽光発電と全熱交換型第一種換気とエコキュートが連動し、太陽熱集熱め利用するシステムの為、全館空調の中ではずば抜けて省エネです。

今回はさらにG3 UA値0.26程度にし断熱性能を高めて省エネにしたので、

売電を除き光熱費は19万円程度のシミュレーションになりました。

全館空調をらやるならG3が私の持論。ですが、G2.5くらいで 日射取得、日射遮蔽、蓄熱などのパッシブデザインをやり、

壁掛けエアコンで消費エネルギーを減らすのがコスパがいい。

こんな家をドンドン広めたいというのが私の本心。

ですが、全館空調を希望される方の意思も尊重し、今回のOMX採用となりました。

パッシブデザインをやった上でしっかり、アクティブな設備機器を使いたい。

モノにいきなり頼るのではなく、パッシブデザインという設計が先だからこそ楽しい。

 

 

長久手市にG3パッシブデザイン×OMXの住宅 

ご期待ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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