せっかく新築注文住宅を建てるのであれば、おしゃれな家に憧れる方も多いのではないでしょうか。
特にリビングは、家族が長い時間を過ごすだけでなく来客の目にも触れる場所なので、おしゃれな空間にしたいものです。
おしゃれな家にするためには、スタイルを統一することと、デザインのルールを押さえることが大切です。
今回は、おしゃれなリビングの作り方として、スタイルとルールをご紹介します。
□おしゃれリビングの作り方①スタイルの統一
おしゃれなリビングを作るにあたり、まずはどのようなスタイルに統一したいかを決めましょう。
以下におすすめのスタイルをご紹介します。
*シンプルモダン
シンプルモダンは、余計なものを配置せず、すっきりとした印象を受ける現代的なデザインスタイルです。
機能性を重視するスタイルなので住みやすさは抜群です。
全体的に白や白に近い淡い色でまとめて、ガラスや強化プラスチック、金属などの無機質な素材を使った家具を配置することが多いです。
*ヴィンテージモダン
ヴィンテージモダンは、「古さ」と「新しさ」を掛け合わせたスタイルです。
現代風インテリアの中に、レトロなものを配置することで大人っぽさを演出してくれます。
ヴィンテージ家具が好きな方、懐かしさのある雰囲気が好きな方におすすめです。
*和モダン
和モダンは、日本らしい和の雰囲気と現代的なデザインを掛け合せたデザインです。
畳や障子など和テイストのインテリアを配置することで和の雰囲気を演出しつつ、ソファやテーブルなどで現代風のインテリアも配置して掛け合わせます。
日本ならではのテイストで大変人気が高いです。
□おしゃれリビングの作り方②ルールを押さえる
スタイルをひとつに絞ったら、あとはデザインのルールを押さえて内装やインテリアを考えていきましょう。
まず、ベースカラーを決めましょう。
ベースカラーとは、床や壁、天井などの面積が大きい箇所の色を指し、リビングの印象を大きく左右します。
例えば、ホワイト系の場合、シンプルモダンや北欧スタイルなどとの相性が良いです。
ブラウン系の場合、ヴィンテージモダンや和モダンとよくマッチするでしょう。
床、壁、天井の色のバランスも大切で、下にいくほどほど濃い色になるように色を選ぶことをおすすめします。
次にアクセントカラーを取り入れましょう。
アクセントカラーは、ラグやソファ、クッションなど、部分的に取り入れるようにします。
例えばベースをナチュラルな明るいブラウンにした場合、パステルカラーをアクセントカラーとして取り入れると明るく柔らかな雰囲気になります。
濃い目のグリーンやネイビーなどを取り入れると落ち着いた大人っぽい雰囲気になります。
黒を取り入れるとナチュラル色が引き締まり、シックな雰囲気になります。
そして、色や素材には統一感を持たせましょう。
リビングは物が多くなりやすいので、色が混在してしまい統一感が失われがちです。
アクセントカラーや素材をある程度絞るだけでも、リビングの統一感は保てます。
最初に決めたスタイルから外れないようにアイテムを選ぶのがポイントです。
例えばシンプルモダンスタイルであれば、白、黒、グレー、金属、強化プラスチックを中心にアイテムを選ぶといったイメージです。
続いて、奥行きと広がりを意識してインテリアを配置しましょう。
奥行きや広がりを出す簡単な方法は、インテリアをシンメトリーに配置したり、トライアングルに配置したりすることです。
また、間接照明を上手く取り込んで陰影を作ると奥行きと広がりを演出できます。
絵を飾りたい場合は、パネルタイプであれば奥行きが出せます。
観葉植物は立体感があるので奥行きが出せるインテリアとしておすすめです。
最後に、季節感を出しましょう。
季節感のあるアイテムを取り入れることで、おしゃれさはグッと高まります。
春ならイエローやグリーン、夏ならブルー系、秋ならオレンジやブラウン、冬ならグレー系がおすすめです。
素材も季節によって綿や麻、ウールなどに変えるとより良いです。
季節の切り花を飾るのもおすすめです。
□まとめ
今回はおしゃれなリビングの作り方について解説しました。
リビングは家族が長い時間を過ごすだけでなく来客に対応する場所でもあるので、おしゃれにしておきたいですよね。
PASSIVE DESIGN COME HOMEの施工事例ページでもたくさんの写真を紹介しています。
そちらも併せてご覧ください。
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