新築住宅を建てる際によく考えなければならないのが、収納をどれくらい取るかということです。
収納は多すぎても少なすぎても、住みにくい家になってしまいます。
今回は、収納はどこにどれくらいあればいいのか、具体的な収納量を考えるポイントをご紹介します。
□収納はどこにあると便利?
*玄関収納
玄関に収納を作ると、家の中に持ち込みたくない物を収納できるので便利です。
子供が遊ぶ砂遊びの道具やサッカーボール、野球道具などは玄関収納に片付けましょう。
広めに設計すれば、ベビーカーや三輪車、自転車なども収納できるので、家の中はもちろん玄関口もすっきりと片付きます。
*パントリー
パントリー収納を作ると、買いだめした食品やキッチングッズ、普段使わない家電などを収納できるので、キッチン周りがすっきりします。
共働きのご家庭では週末に1週間分の食材をまとめ買いすることも多いでしょう。
乾麺やレトルト食品、調味料のストックやお菓子など、冷蔵庫に入れないものの一時保管場所としてパントリーは重宝します。
パントリーを作るなら、家事動線を考慮してなるべくキッチンから横移動だけで収納できる場所が使いやすいです。
*リビング収納
リビングは家族が長い時間を過ごす場所なので、どうしてもさまざまな物が集まってきます。
小さな子供がいればオモチャが散乱し、小学生から高校生までの子供がいれば、ゲーム機などが置いてあることでしょう。
これらの物を収納するために、リビングには広めの収納を作りたいものです。
家族のリビングでの生活を思い出しながら、何をリビングに収納する必要があるのかイメージを膨らませましょう。
□収納を考えるポイント
新築住宅の収納は、現在の荷物の量を基準にして、少し広めのスペースを取るようにしましょう。
荷物は少しずつ増えていくものなので、現在の荷物がちょうど入る広さでは、すぐに足りなくなってしまいます。
特に子供用の収納は、子供が成長するにつれて収納物が増えるので、広めのスペースを確保したいものです。
また、収納は広さだけでなく、どこに収納があったら便利か配置も考えて設置するようにしましょう。
特に2階建ての場合は、1階で使うものは1階に収納し、2階で使うものは2階に収納するのが基本になります。
洗面所や玄関、階段下などに小さな収納をつけると、小物がしまえて便利なのでおすすめです。
□まとめ
新築住宅の収納は、現在の荷物をしまうスペースより広めに取りましょう。
荷物は子供の成長にあわせて少しずつ増えるので、余裕を持たせた収納を作ることが大切です。
かといって、広く取りすぎると他の部屋の面積を圧迫するので、注意が必要です。
収納スペースの量だけでなく、どこにどれくらいの収納スペースが必要なのかのバランスも考えなくてはなりません。
収納についてお悩みの方は、お気軽にPASSIVE DESIGN COME HOMEまでご相談ください。
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