名古屋市千種区で着工中のパッシブデザインRCダブル断熱住宅の
基礎型枠が解体されています。
約高さの10分の1が基礎高さになり
基礎幅も都度、構造計算されています。
今回は基礎高さ750。
基礎幅は色々ですが650もある場所もあります。
これくらいの幅があるとコンクリートは打ちやすいですが
型枠を外すときはドキドキします。
毎回心配ですが、きれいなコンクリートが打たれていました。
現場打ちコンクリートは生ものですから
当社のように施工スキルがないとできません。
どんな住宅会社でもできるものでもなく、
逆にほとんどの住宅会社が設計も施工もできないのが鉄筋コンクリート住宅(=RC住宅)です。
そんなRC住宅を専門とする当社であっても
気を付けて施工しても、コンクリート打ちが上手くいかない場合がないとは言い切れません。
(まずないですが…)
コンクリートが上手く入らず、「あばた」と呼ばれるコンクリートが入らない部分をどう処理するか?
建築工事監理指針に書いてある内容に沿って対処するのが一般的です。
住宅会社ではこの本の存在について知らない方もいるとか…。
ついでに一言。
住宅会社では、建築の学校を出て見習い中の方はまだ良いですが
異業種など建築の勉強もまともにしないまま図面を描き
建築士の資格を持つものが目を通すこともなく
設計されている事が多々あります。
というか、ビックリするほど多い。
医療界ならありえない。
医師免許を持っている方やインターンの方ならまだしも
無免許で医療の勉強もしていない方には命は預けられないですよね?
まともになるための住宅業界の変革が急がれます。
私は、自分の会社では建築学科を出て建築士の資格を持っているもの
もしくは、建築士の試験勉強をしているものにしか自分の図面のサポートもさせたくありません。
(建具表を書くとかくらいならまだしも)
ちゃんとした家、
間違いない家を設計し作り上げたいです。
さて次は断熱材を貼り
土を埋め戻して、土間コンクリート工事です。
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